2022.06.28
せさみ(世三味)の五目餡掛け焼きそば(山辺町)

ランチタイムに、山辺町の北郊外にある中華居酒屋「せさみ(世三味)」を初訪問しました。
ここには以前「花 花」や「そば処春馬」だった頃に入店していますが、2021年9月にオープンした「せさみ」は初となります。
ここの五目餡掛け焼きそばが、かつて七日町の産業ビルの地下にあった「産業ビル飯店」の五目焼きそばと酷似しているとのウェブ情報をキャッチしての訪問です。
もう数十年前のことになりますが、山形ではまだあんかけ焼きそばが目新しく、提供店も少なかったあの頃、「産業ビル飯店」の五目焼きそばは山形っ子のあこがれの的で、私の母などは大沼、松坂屋(丸久)、みつますなどでの買い物帰りに姑や夫に内緒で頻繁に寄り道していました。小さかった当方もときどきそれに同伴させられたため、よく覚えています。(笑)
五目餡掛け焼きそばを大盛りで、800+100円。
おお、うまい! 確かに産ビル飯店で食べたものとそっくりです。焼き麺のきつね色の具合や、香ばしいいいにおい、そして食感は白眉です。
産ビル飯店と似ていると感じさせるものの随一は、具材に含まれているプレスハムの味なのではないかと思ったところ。懐かしさ、食の記憶って、味に格別の変化を添える、何にも勝る優れた調味料なのですね。
2022.06.29
はちまる食堂のハラミ定食(東根市)《閉店》

今年3月、神町西のヨークタウン内に新規オープンした「はちまる食堂」を初訪問しました。
看板メニューだというハラミ定食を大盛りにしてもらって、800+50円。
つまりこれは、博多っ子のソウルフード「スタミナ鉄板焼」です。先月、本場博多で味わってきたばかりなので、その時の印象と比較すると、次のとおりです。
見た目は、本場そのもので、これだよこれといった感じ。舞い上がる大量の湯気や鼻をくすぐるニンニクの芳香も本場並み。
鉄板に傾斜をつける小道具となる木の棒は、付かず。でも、木製の皿の向こう側をお盆の縁に乗せて、手前に集まってくるタレに辛味噌を溶かして食べました。
味わってみると、塩だれの強さ、ニンニクの強烈パンチはともにやや控えめなようで、もう少し刺激があってもいいと思います。ハラミの量はやや少なめかもしれません。
小ぎれいな店だったので、飯量はきっと少なめだろうし、プラス50円なら増える量も少しだろうと考えて大盛りにしました。しかし、想像とは全く異なり、マンガ盛りの大量。でも、おかずがコレならそれもなんなくイケてしまうのでした。
本場ではたしか別発注となっていた味噌汁が標準装備で、これがあっさりとしておいしい。
先日、かつやで食べた期間限定のフェア定「豚ハラミのスタミナ炒めとチキンソースカツ丼」は、まさにこれと同じ味わいのものでヨロコビながらいただきましたが、ココならいつでも、山形ではなかなかお目にかかれない博多グルメを味わうことができます。
2022.06.30
山椒そばやの冷たいラーメン(上山市)

つれのリスエストで、2年2か月ぶりに上山市葉山の名店「山椒そばや」へ。
ここではチャーシューメンを食べなければならないところですが、未食になっている冷ったい系2種から、冷たいラーメンの大盛り、750+100円をセレクトしてみました。
見た目が端正かつ涼しげで、おいしそう。冷やしだと、この店の代名詞と言っていいきらきらとした黄金スープではなくなりますが、その点を除けば「山椒そばや」の持ち味である昔ながらの風味は十分に楽しめます。
細麺がたっぷりで、啜り甲斐がありました。満足です。