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kaisennoizumi 20220901

 この日の昼食は、刺身系をいきたいとつれあいに申し入れ、先月8月にオープンしたばかりの、内表にある「海鮮の泉」を初訪問しました。

 刺身盛り合わせ定食(並)1,100円。
 ごはん大盛り無料、ランチタイムは半そばサービスと、お得感があります。
 「並」の上には「上」1,650円が控えているので、それよりも大きくレベルが下がっていたら困るなと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
 まぐろ、はまち、鯛、サーモン、海老。内陸の地山形で食べる刺身としてはまあ上出来でしょう。「半」と言っても4~5箸分の量は十分にある、手打ち風細打ちの山形そば。漬物2種にだし巻き卵はいずれも上品で、おみ漬けは特にうまかったナ。

 一方、出汁ごはんだというごはんは、どこが大盛りなの?というレベル。ところが、海鮮丼(並)1,350円のごはん少なめを注文したつれあいは、これは多いよと、3箸分ぐらいのごはんをこちらにまわしてきました。何かの手違いがあったのかもしれません。
 250円高い海鮮丼でしたが、見比べると蛸が一切れ多いだけでほかの刺身は定食とほぼ同じで、添え物は定食のほうが上。これなら定食のほうがいいよねという結論に達しましたので、ご参考にしてください。(笑)

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kinokuniya 20220902

 かつて飯田にあった店が、去年夏に飯田西の「居酒屋海鮮館」だった建物に移転して以降初めて、2年5か月ぶりに「きのくにや」で食べました。店名も正しくは「そば・うどん呑み処きのくにや」になっています。海鮮館と同系列なのかな。

 肉そば(冷)ミニ丼セット、850円。
 単品だと600円の肉そば(安い!)に、単品350円のミニ丼を付けるとアラ不思議、この価格に。値上げして1杯800円もするどこぞのベーシックな醤油ラーメンなどを食べている場合ではアリマセン。
 ミニ丼は、天丼・かき揚げ丼・特製鶏丼・カレーの4品から選べる仕組みです。今回は天丼にしてみました。

 肉そばは、量がやや少なめではあるけれども、硬くてコリコリした親鶏肉が本場の谷地を思わせるものがあり、テイクフリーの揚げ玉を加えればコクが増して美味。わりかし甘みが抑えられているつゆは鶏油もほどほどで、揚げ玉を投入してミニ天丼を添えても気にならずにイケル範囲です。

 一方の天丼は味がよく、ミニの範囲を超えるボリュームがあって、蕎麦と合わせれば充実したセットになっています。天ぷらは、海老・椎茸・舞茸・茄子。

 ああ満足。価格もステキだし、次回は鳥中華にちがったミニ丼を添えて食べてみるのもいいかもしれません。

tamagoya 20220903

 五十鈴の「玉子そば屋(そば処玉子屋)」を、ほぼ2年ぶりに訪問。
 ここは何でもある食堂。今回はラーメン類が食べたいと思い、中華麺メニューの中からげそラーメン800円を選んでみました。

 スープはけっこうオイリーで、表面がテカるぐらいに油がスープにたっぷり溶け込んでいるようなつくり。コク深くてとてもおいしく、湯気も少なくいつまでも熱さが抜けない至高のスープに仕上がっています。
 トッピングのげそ天は、太くて長くて、つま先がくるりと丸まったチャーミングなものがたっぷり4本。齧ろうとすると、いやよいやよとなかなか噛み切れてくれず、その間に唇を火傷することに。(笑)
 げそ天が入ることでチャーシューが省かれますが、メンマ、かまぼこ、海苔がカットされずに残っているのがうれしい。
 山形地方のスタンダードと言える中太の麺は、舌に馴染んで味わいがよく、スープのつくりと相俟ってこれぞ山形ラーメンといった感じ。普通盛りでもそれなりに量があり、げそ天とともに食べれば自分にとってはこの程度が適量です。

 中華そばってのは、これでいいんじゃないか。妙な凝り方をして価格だけがつり上がった風変わりなものよりも、ずっといいと思う。
 玉子屋、ファンになりそうです。味噌ラーメンとおろし蕎麦あたりも食べてみたいな。

sobadokoro benten 20220904

 つれあいからここがいいんじゃないと教えてもらって、通称狐越街道を県民の森よりもさらに先へと進んで、山辺町畑谷にある「そば処弁天」を初訪問しました。
 開店の11時を過ぎたばかりというのに、山間の静かな集落にあるこの店だけはすでに待ちリストに署名が必要なほどに混雑していて、ちょっとびっくりです。

 手打そば(大)+天ぷら、1,100+200円。
 満席からの注文なので、しばらく待ってようやく登場。
 蕎麦がうまい。「作谷沢そば生産組合」という農事組合法人がやっている店なので、そばの栽培から製粉までを自前でやっているようです。さらに、蕎麦に載っているワサビも、湧水を利用した地元産を用い、なかなか凝っています。「大」であればボリュームもオッケー。
 天ぷらだって、これで200円なら御の字。そこらへんに生えている「ひょう」、巨大なししとう、薄切りのサツマイモ、小ぶりのかき揚げです。

 この価格で楽しめるものとしてはとても上出来で、わざわざ遠くから駆け付けてくる客が多いのも肯けます。
 集落のおばちゃんたちのてきぱきとした客捌きも上々。そばつゆにもう一工夫加えれば、トップクラスの老舗蕎麦屋と肩を並べることができるでしょう。
 あと、つれあいの「並」と見比べると、並と大の価格差300円は大き過ぎるような気がします。

matsunoya fkmc 20220905

 深町の「松屋」が「とんかつ松のや」との複合店舗として9月2日にリニューアルオープンし、記念セールとして12日間だけ、ロースかつ定食3種が通常690円のところ500円で食べられるというチラシを目にしたので、3か月しか空けずに行ってみました。
 店内は、牛丼店特有の細い通路を挟んだ向かい合いのカウンターが撤去され、ずいぶん様変わりしていました。

 味噌ロースかつ定食(大盛り)500円。同行したつれあいは、おろしポン酢ロースかつ定食の小盛り500円で、二人で食べて千円。(笑)
 ご飯の量は小から特まで同料金で、定食ならご飯おかわり自由という太っ腹です。

 ロースカツは、一流店のそれとまではいきませんが、それなりに厚みがあり食べ応えがあって、スーパーの冷めた総菜やコンビニの弁当のとんかつよりも数段上。お安くできている我々にはこれで十分にとんかつを食べている気になれます。
 松屋のいいところはどんぶりにも定食にもきちんと味噌汁が付いてくること。また、漬物は付きませんが卓上の紅生姜を代用できるし、複数種のドレッシングやソース、とんかつ用のカラシなどがセットされているので、それらを使って好きなようにして食べることができます。

 これはなんだなぁ、この価格で提供されると、地元のとんかつチェーン店などはうかうかしていられないんじゃないかな。

doutonbori skrd1 20220906

 数日前から食べたいと思っていた広島焼きを食べに、ある日の夕刻、およそ1年ぶりに「道とん堀山形桜田西店」へ。
 秋の走りにしては暑い一日だったし、事情により昼は外食できなかったし、お好み焼きを食べれば自ずとビールが飲みたくなるので、まだ日の高い季節のこの時間に車を使わず歩いていくのも一興だと思い、つれあいを誘って。

doutonbori skrd2 20220906

 まずは狙いを定めていた広島お好み焼きミックス1,400円を注文。具だくさんの広島風を自作するのは初めてのことなので、作り方を見ながら焼き始めるのだが、つれあいはよく読まずに感覚でやり、ハナから順番を間違えている。見るに堪えかねて(笑)、コテを奪い取って当方がつくる。
 まあ途中でいろいろと失敗があったものの、食べてみればうまいのなんの。生ビールも飲って着実に腹が膨れていく。
 後にチーズin豚玉900円を追加したら、腹いっぱいになった。120分食べ放題のセットが何種類か用意されていたが、一人で2枚いかないと元は取れそうにないので、これからもグランドメニューでいいや。

musouan 20220908

 ここに行きたいというつれあいのリクエストがあって、ちょうど1年ぶりに久保田の「支那そば無双庵」へ。
 ここではこれまでに、海老そば、Gそば、汁なしと攻めてきていて、海老みそ、つけめん、ドロそば、魚介そばが未食になっていました。

 未食の中から、無双のドロそば880円をチョイス。鰹、煮干し、辛シビの3種の味があり、今回は鰹味にて。
 やや細めのものを浅く茹でた全粒粉の麺がおいしい。ドロスープは確かにドロですが、想像していたよりも量があり、鰹風味が強すぎるぐらいに芳醇です。このスープをたっぷりまとわせてズバッと麺を啜るのが、このメニューの醍醐味と言っていいでしょう。
 頭に「無双の」が付いているメニューはいわば全部のせ的なもので、チャーシュー3、煮卵1個分、板海苔2枚などの具材が満載なのに、価格はリーズナブルな範囲なことも、この店の評価すべき点のひとつです。それに、刻んだ生タマネギがとてもいい仕事をしていると思う。

 ひとしきり麺を食べ終えたら、ポットで供される割りスープをたっぷりと注ぎ足し、熱々のところをレンゲで。このようにして2通りのスープの味わい方ができるのも、ラーメンの在り方としてのひとつの新境地とも思え、楽しくおいしく食べることができました。

kokowa3choume 20220909

 江俣の「いつもの場所江俣店」だったところにこの5月にできた「ここは3丁目」という軽食・喫茶の店を初訪問してみました。
 レギュラーメニューには、スパゲティ各種、ハンバーグプレート、オムライスなどがあり、ほかにデザートのアイス&ソフトがウリのようです。

 食べたのは、本日のパスタランチ800円。この9月から20円だけ値上げしていますが、その程度なら良心的な範囲でしょう。
 この日はボンゴレロッソで、パスタを大盛りにして+110円。

 パスタは茹で上げで、トマトソースには一定の辛みが加わった大人の味わい。これに粉チーズを多めに振りかけて、タバスコも少々。アサリの存在感は今一つかもしれません。
 大盛りにすると、器がほんの一回り大きなものになります。

popura 20220910

 半年ぶりに「手作りとんかつの店ポプラ」へ。ポプラ定食(ロースかつ)、カツカレーは何度か食べているので、今回は目先を変えて、男性もOKというレディース定食900円にしてみました。

 海老・ヒレ・コロッケの揚げ物3点セット。ヒレは柔らか仕上げ、海老はけっこう大ぶりで太さがあるもの、コロッケはおそらく手仕込みと、いずれもスグレモノです。
 大盛り(同料金)にしてもらったごはんは、一人用のお櫃から溢れそうなほどの盛りで登場し、これのどこが「レディース」なの?とツッコミを入れたくなるぐらい。当然ながら満腹、満足、納得、不満なし。

 付け合わせ類もよく、これが900円なら安いでしょ。
 でも、平日ならポプラ定食、カツカレーは750円で食べられます。オドロキです。

ibiza 20220912

 上山市美咲町の「洋食の店イビサ」を再訪しました。いつ以来になるのか調べてみると、9年3か月ぶりでした。

 平日のみ提供しているランチメニュー4種の中から、ミックスランチ1,000円。ハンバーグ、ベーコン、豚生姜焼、とりから、えびフライがワンディッシュに勢揃いするもので、これにスープ・ライス・ソフトドリンクが付きます。
 見た目がきれい。これはフォークやナイフでちまちまやっていてはダメで、箸を所望し、それで。それぞれのデキが優れています。鶏肉は、からりとした衣がついたもも肉の揚げ立てで、皮付きの肉がとても柔らかくておいしい。えびフライは、衣が薄いのに存在感があり、頭部の殻や脚の部分までさっくりと揚がっていてこれまたおいしい。ここのシェフはかなりのやり手と見ました。

 しばらく前に食べた「十一屋桜田アベニュー店」の日替わりランチ980円が、構成や価格面などで類似点が多いですが、質感はイビサのほうが1.5ランクほど上だと感じました。
 つれあいが食べていたローストビーフどん1,000円もおいしそうでした。
 蛇足ですが、フロアを仕切る奥様の動きや表情がもう少しやわらかければ、もっとマルです。

yamanosuke honten 20220913

 本町にある本店に入るのは、ほぼ11年ぶり。クルマでの移動が多い当方にとって、駐車場に苦労する七日町・本町界隈は遠いのだ。
 11年前はつけ麺を食べているので、今回は特製山之助950円を。いわゆる全部乗せ的なものです。

 つれあいは味玉ラーメン850円を食べていましたが、価格差100円であればダンゼン特製山之助のほうがお得です。100円の違いで、スープに辛子味噌、トッピングに白髪ねぎ、もやし、細切れチャーシューなどがプラスされてボリューミーになっていました。

 これは山形らしさではなく、都会的な洗練さを備えたラーメンと言っていいでしょう。「麺屋武蔵」直伝の豚骨醤油がおいしく、味玉のトロトロ具合は絶品です。
 ピンボケのすっきりしない画像ですんまへん。

oyamanotaisho 20220914

 肉そばを食べに寒河江に出かけ、1件目は振られて落ち着いたのは、寒河江バイパスの東側、西根にある「そば工房お山の大将」です。ここは5年4か月ぶりに入ります。

 肉そば・とんかつセット880円というものがあり、蕎麦を大盛りにして+110円にて。
 冷たいかけそばと揚げ立てのとんかつは果たしてしっくりくるのか?!というあたりが、今食のポイントとなりそうです。

 まずは蕎麦。つれが注文していた肉そばの単品普通盛りは、間口の広くない小さなどんぶりで、当人は案外量があるとは言うけれども、大盛りにして正解だったなと思ったところ。麺量はおそらく普通盛りの倍近くはあったのではないか。この差が110円増しで得られるなら、特に男性は絶対にそうすべきだと思ったところ。つゆはノーマルのそばつゆに寄っていて、鶏油少なめ、甘さ控えめで、さっぱりとしてなかなかおいしい。
 オドロキは添えられた茄子漬で、濃紺色が鮮やかで大ぶりのものが2個。漬物が苦手なつれの分ももらってヨロコビつつ4個食べました。

 +200円のとんかつは、揚げ具合が絶妙で、ここはとんかつ屋ではなく蕎麦屋だったよナと思うぐらいのスグレモノ。ただ、冷たい蕎麦を啜りながら熱々のとんかつを齧るのは、どちらかというとやや違和感が勝るよね、ご飯も少し欲しくなるよね、というのが本音でした。

 おいしく食べてゴチソウサマ。いい店です。

nubou3daime 20220915

 2年5か月ぶりとなる、あかねヶ丘の「らーめんぬーぼう三代目店」にて、油そば(大)+わかめスープ、780+100円を食べました。

 細麺仕立ての油そば。スープなしの中華そばなので、1.5玉の「大」が適量。熱々だし、この7月に食べたどこぞのまぜそばとは違い、麺がひとかたまりになっているようなことはありません。彩りのよい盛り付けがきれいで、正統的な味わい。途中から卓上の魚粉を加えたりして味変を楽しみました。
 添えてみたわかめスープも、サービス品レベルを超えた量があり、おいしかった。

 ぬーぼう、バッチリです。今年3月、河北町に系列店で焼きそばがメインと思われる「ぬーぼうチャウチャウ」がオープンしているので、いずれそちらでも食べてみようと思っています。

kurazushi mnmdt 20220916

 寿司が食べたいねということになり、5か月ぶりに南館の「くら寿司山形南館店」へ。つれあいは今朝の新聞に入っていたくら寿司の「生サーモンと新物うにといくらフェア」のチラシを見てそう思ったらしい。
 当方はうにやいくらに格別の思い入れがあるわけではないし、回転寿司は日常食の一環としてのひとつの選択肢だと捉えているので、ここで1皿330円のものをありがたく食べようという気にはなれず、いつもどおり110円皿を中心に攻めます。

 まずは、ベジロール(サーモン)、天然ぶりユッケ軍艦、大盛貝柱にぎり、はまちの4皿から。ベジロールのみ220円です。
 その後には、天然しいら香味揚げ、釜揚げしらす軍艦、たら白子ジュレポン酢軍艦、ねぎまぐろ軍艦、チャンジャにぎりの5皿を食べて、当方分は都合1,100円でした。

 ひとつひとつの握り方が極小なのでもっとイケルかなぁと思いましたが、ここで打ち止めに。それでも食後にじわじわと満腹感がやってきて、ここでやめたのは正解だったなと。
 寿司ってやっぱりおいしいし、見た目にも華やかだし、いいよね。それに、この程度の価格なら大きな負担感はないし、また行っちゃうよナ。

meijinnoyu 20220917

 上山市湯町にできた日帰り温泉施設「名人のゆ」を初訪問。旅館をリノベーションして2019年2月にオープンしたとのこと。カフェ・軽食処が併設されているので、入浴はせずにそこだけを攻めてみました。

 ビーフカレー(目玉焼き付き)800円。
 多少懸念していたとおり、業務用のカレーを使っているようで、色から察すればスグレモノのように見えなくもありませんが、辛くもなく、スパイシーでもなく、塩分も少なめで、味の骨格になるものが抜けている感じです。もう少しアレンジしてオリジナリティを出してもいいと思います。でもまあ、ややミルキーな感じがあってそれなりにおいしいし、ルーの量も足りないことはありません。

 ここの白眉は、サラダです。(断言) 器は大きくありませんが、それにレタス、千切りキャベツ、キュウリ、紫タマネギ、ワカメ、トマトなどがぎゅう詰めになっていて、とても食べ応えあり。そのボリュームに負けないぐらいのドレッシングのかけ方もステキです。皿からこぼさずに食べるのは難しいでしょう。
 かき玉のスープにはワカメのほかにベーコンやタマネギも入っていて、味わいは洋風です。

 以上、初訪問レポートでした。

koraiken ynzw 20220919

 米沢ラーメンを食べるために、米沢へ。「ひらま」は開店前に行列ができていたのでパスし、川井の「幸来軒」(米沢)へ。米沢の飲食店で食べるのは1年4か月ぶり、幸来軒に限ればなんと13年1か月ぶりです。

 メンマラーメンの大盛り、750+100円。
 ここがいいラーメン店であることを忘れられずにいましたが、今回も13年前のインプレッションをそのまま敷衍していいような、文句なしの米沢ラーメンです。
 とりわけ生姜の香りと飾らない鶏ガラスープが絶品。増量されたメンマの繊維質もいい役割を果たしています。
 もちろん、極細手もみ縮れの麺も秀逸。米沢ラーメンは喉越しがポイントであることを再確認。
 米沢まで食べに来た甲斐があったと大満足でした。

 米沢ラーメンのこのおいしさはもっと評価されるべきだし、「ひらま」と比べても遜色のない米沢「幸来軒」ももっと評価されてもいいと思う。
 以前ある知り合いが、米沢の飲食店は総じて営業努力が足りないと言っていたのを聞いたことがありますが、それはアピール下手であることを述べていたのかもしれません。

(注:同名の店が南陽市にも存在するため、店名を「幸来軒(米沢)」と記しています。)

cocos mnmhr 20220920

 2019年2月に朝食バイキングを食べて以来、3年7か月ぶりに「ココス山形南原店」へ。今回はランチタイムでの入店です。

 ランチメニューの中から、期間限定だというきのこクリームのココットハンバーグランチ869円をチョイスして、無料サービスとなるライス大盛りで。
 「こだわりのココットにビーフとポークの合挽きハンバーグ、しめじ、ブロッコリーと特製のクリームソースを閉じ込めてオーブンで焼き上げました。ハンバーグ・ライス(もしくは石窯パン)・サラダ・ミックスベリーゼリーを1つのプレートで♪」とのこと。
 みんなが当然知っていることとして使われている「ココット」とは、主にフランス料理で使われる小さな丸形の耐熱容器のことデアルとのことで、当方は知りませんでした。材料ではなく、器でしかないココットにこだわってどうする、というのが当方の本音です。(爆)

 それぞれそれなりにおいしく、特に、小さいながら食後のミックスベリーゼリーがとてもいいワンポイントになっています。
 スープバーのスープは2種あり、各2杯ずつ飲んで元を取った気になれました。

 蛇足ですが、「バーミヤン」のランチよりもグレードはずっと上(バーミヤンのランチがひどすぎる)。また、回転寿司で880円分を食べるのと、個人的には心理的な充実度は同程度と思えたところ(回転寿司1,100円ならもちろんそのほうが上)。むろん、人それぞれの感じ方は異なるわけですけれどもね。

maruto 20220921

 元木の「まると」を、1年8か月ぶりに訪問。
 ここで食べるなら肉そばがベストですが、今回は変化球をおりまぜることにして、つけ麦きり(生卵入り、温)の大盛り、800+120円にしてみました。

 麦切の盛りがよく、全部いけるか不安になりましたが、竹のすのこで適度な上げ底がしてあったので安堵。太くてコシのある自家製田舎そばとは違って、変哲のない平打ちの麦切ですが、喉越しがよくおいしい。
 つけだれは、かえしの塩辛さが抑えられ、ピリッとした辛味が添えられています。メニューにあった生卵はウズラ。ほかに肉そばに用いる親鶏肉、ワカメ、揚げ玉、メンマ、ナルトなどなど。

 ということで、満足して店をあとにしました。この店はほぼいつも駐車場が埋まっているのですが、その人気のほどがわかるような気がします。

hokkai 20220922

 6か月ぶりに、鳥居ケ丘の「お食事処北海」へ。
 この店に関しては、「北海ラーメン」と称していた移転前の頃から多くのメニューをかなりの回数にわたって食べてきていて、あらかた食べ尽くした感がないでもないのですが、この日のテーマは、未食になっていた「北海のカレーライス」750円を試してみることでした。

 カツカレー(サラダ付き、現在価格950円)に関しては実食済みで、2012年1月12日の記事には「いやぁ、スゴイ! このボリューム!! ごはん全体をすっぽりと、厚みのあるカツが覆っています。この豚肉がまたけっこう脂身で、食べていて濃厚です。カレーは添え物といった感じで、もっぱらでかいカツを食べる、という印象が強いです」と書いていました。

 あれはすごかったという記憶が戻ってきますが、あのドでかいカツや野菜を取り払っても価格差が200円しかないということは、添え物のように思えたカレールーの量はどうなるの? 店名を冠するメニューに恥じないものになっているの? という点を、このたび明らかにしたいと思ったのでした。

 結果を言うと、ルーの量がぐっと増えて、メニュー名に恥じないものになっていたので、安心しました。
 スパイシーでしっかりした辛さがありながら、中華料理店のカレーらしくラーメンスープの旨味もほのかに感じられて、オリジナリティがありなかなかに美味。豚肉とタマネギが具材の主流になっています。
 ほかに、キュウリの浅漬け、茄子の煮びたし、ナシ2切れが付いていました。

 これで「北海の謎」(?)をまた一つ解明し、この店に対する愛着がさらに深まりました。
 メニュー表をよーく見て、今後は未食の野菜炒め定食、マーボーラーメンあたりを食べてみたいと思います。

waiwaitei 20220924

 唐揚げ定食をがっつりいきたくなり、それだったらここなんかいいんじゃないかと、寒河江市の「大盛り食堂わいわい亭」をセレクトして3年6か月ぶりに訪問しました。

 鶏竜田揚げ定食(鶏竜田5ケ)980円を、ライス普通にして。
 お品書きによれば、定食用ライスはミニ250g、普通400g、大盛りは2杯分の800gとあって、炊いた米1合は約350gであると注釈が付いています。したがって普通ライスは1合強。迎え撃つに十分すぎる量で、大盛りでは戦意喪失すること間違いありません。
 また、鶏竜田揚げ定食は、少なめの4個、標準の5個、得盛りの6個、デカ盛りの8個がラインナップされていました。

 途中から同行者との会話が途切れてしまうほどに量が多いですので、実食される方はご注意を。標準サイズでも十分満腹になることと思います。
 竜田揚げの味はまったく悪くなく、肉質、揚げ方ともにトップレベルです。