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goichi 201301

 雪が降る寒い日。こういうときは味噌ラーメンが食べたくなるもの。それも、体が温まるやさしい感じの一杯が。
 で、思いついたのが、寒河江の「五一ラーメン」。これと決めたら、寒河江ぐらいまでならまったく労を厭いません。
 「五一ラーメン」はかつて山形市内に数店ありました。おそらくその走りとなった松波店には、1991年の頃に何度も通ったものです。
 あのクソ暑い真夏の日々、仕事で半ばヤケになっていた頃なのでよく覚えているのですが、同僚社員たちとともに、当時流行りはじめた辛味噌の入った大盛りのラーメンを、連日ワイシャツをずぶ濡れにしながら食べたものでした。その味を思い出してみようと。

 みそラーメン大盛り、700+100円。
 変わらない見た目。白味噌のやさしい味や、背景に感じられるラードのコク、辛味噌を溶かすとガツンな味に豹変するところなどもかつてと同じ。
 麺も、手もみの具合が少々足りないような気がするものの、スープと親和するようなひちゃひちゃとした独特の食感は健在で、ああ、この味だったよなあと懐かしい。
 噛むと甘みが感じられる茹でキャベツ、なぜか五一の味噌にはマッチするワカメ、しっかりつくり込まれたチャーシューなども、昔ながらのものでした。

 通った当時はたしか550円だったけど、今は相応に700円。
 大盛りの麺量も健在で、100円増しは据え置き。
 食後に大量の発汗に襲われるあたりも、以前と変わりませんでした。

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