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2015.11.30
☆シンガポール食堂の皿オッチャホイ(肉) ~新潟県新発田市

新発田市に寄り、新発田城跡などを見ました。
昼食は、新発田市の中央町にある「シンガポール食堂」。
地方都市の中心地にシンガポール?!
店主の父が戦前シンガポールでホテルを経営していたそうで、戦後、母方の実家がある新発田に戻って店を開いたということです。
で、ここの名物は元祖オッチャホイ。それってナンジャラホイ。
幼少期にシンガポールで暮らしていた店主は、シンガポールで大好物だった「オッチャホイ」という料理の味を1年がかりで再現し、40年来このメニューを新発田市で供しているというのです。それって、食べておかなければならないでしょう。
皿オッチャホイ(肉)、850円。
一言で言えば、シンガポール風の焼うどん。豚バラ肉がたっぷり。ほかにはキャベツ、モヤシ、チンゲン菜などが入っていて、麺は、これはきしめんだろうな。
開店前の1時間ほどは、きしめんと野菜類の水分をしっかり飛ばすという下ごしらえの手間があるのだそう。というか、調理中も鍋で具材に焦げ目がつくほど焼き飛ばしており、こういうつくり方は極めてアジア風。麺のコシなんてほとんど重要視していないようです。
ピリ辛の味付けで食欲をそそりますが、日本的な感覚で言うと、このべちゃっとした仕上がりはどうなのだろうな。
でもまあ、新発田っ子のソウルフードになっているようで、新発田人が大人になって里帰りしたときなどに無性に食べたくなるのだそう。
自分が食べているときも、帰ってきた子や孫のためにテイクアウトしていったおじいさんがいました。
年季の入った喫茶店風の外観で、中に入ると昭和の雰囲気たっぷりでした。
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