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shoryukaku1 201512

 酒田市こがね町2丁目の「台湾料理昇龍閣」を初訪問。
 朝食を食べなかったので、昼は少し多めに食べてもよかろうとの気の緩みがなかったと言えば嘘になる。いや、むしろ確信犯的な考えだったというのが正しい。そうでなければ、量・質とも満点で価格破壊的なこういう店は選ばなかっただろうから。

 セットメニュー680円は、8種類の麺類から1品と8種類のご飯ものから1品を自由に組み合わせできるという大サービスのもの。今回はその中から台湾味噌ラーメンと回鍋飯をチョイスしてみたところ。

 できたものから順番に運ばれてきたので、画像はそれぞれ別に撮影。それにしてもこれ、両方とも立派に一人前はあるぞ。セットだからどちらも少しずつ手を抜いて・・・などということは、台湾の人たちは考えないのだな。彼らはリスペクトされるべきデアル。

 まずは台湾味噌ラーメン。一口啜って、旨いと唸る。中国酒などを使って調整された味はエキゾチックで、大陸の果てしない大平原を思わせるような深みがあります。
 麺自体は黄色くてストレートな製麺所製ですが、中華料理店の麺とはそういうもの。本格中華料理店で「ウチの麺は自家製にこだわっている」などと言われると、ではアナタの中華料理のほうの腕前はどうなのかと問いたくなってしまうではないか。
 鷹の爪が効いていて、味わううちに下の眼窩あたりが熱くなってきました。

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 続く回鍋飯も秀逸。肉がやや少なめかなと感じるものの、豚のバラ肉から出た脂と甜麺醤の味付けが絶妙です。
 回鍋肉は豚肉、キャベツ、長ネギ、ピーマンというのが一般的だと思うのですが、ここのは豚肉、キャベツ、ピーマン、タケノコ、ニンジン、キクラゲ、タマネギでできていました。
 そしてこの炒め方、キャベツが生っぽくなく、炒め過ぎずの完璧なもので、到底自家でつくれないレベル。外道さん、はいドウゾ。「ルゥェーーヴェルが違うんだよコノヤロー!」。何百回、何千回と回鍋肉をつくってますけんね、ということなのでしょう。

 てなわけで、けっこうなボリュームにもかかわらず、うめぇうめぇと最後まで一直線に食べてしまいました。
 台湾系の中華店、大好き。だって、安いし、旨いし、早いし、多いから。まわりで飛び交う中国語も、旅先で食事をしているような感覚があって楽しいしね。

 毎日24時まで年中無休で頑張っているのにも惚れ惚れします。こういう店こそ応援しなければならないでしょう。また来ます。

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