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2016.07.17
☆五郎兵衛食堂の定食 ~酒田市《閉店》

酒田の中心街、中町にある「五郎兵衛食堂」を初訪問。
ワンコインで何皿もつく定食があるとの噂を聞いていたので、躊躇なく緑色の暖簾をくぐって入店です。
歳の頃70前後の、何本か歯の欠けた大将に、ズバリ「定食」500円を注文。
納豆と卵焼き、どちらにしますか?と訊かれたので、「じゃ、卵焼き」と返すと、「卵焼きぃ~」と厨房に伝達です。
「お待ちどう」と運ばれてきたものを見て仰天。なんと、これで500円?! ・・・ありえないですよ、大将。採算は合っているの? いやいや、採算どころか赤字でしょ、これ。
それがこの写真。
ひとつひとつがたいしたものです。
上段左から、卵焼きのキャベツ添え、鮭の切身のおろし大根添え、さつま揚げ・厚揚げ・タケノコ・鶏肉の煮つけ。
中段、夏の葉野菜のおひたし、海老入りのかき揚げと魚天、鯖入り野菜の酢の物。
下段、たっぷりのキュウリ漬け、白菜などの胡麻風味煮物。
これにどんぶりのごはんと、今が旬の黒バイ貝が3個入った澄まし汁。
おろし大根がたっぷりと添えられているところや、豪華な澄まし汁あたりが定食マニアを喜ばせます。海の物が多用されているなといった印象も。
参りました、大将。どれもうまかったけど、個人的には煮つけがサイコーだったと思う。夕刻の時間帯にココに入ってコレをたのみ、おかずを何品かつまみながら大瓶のビールを1本、なんてのがよさそうな感じです。
おふくろの味的なものが並ぶので、肉系を欲しがる若者には不向きか。昭和の大衆食堂の風情を残す佇まいだし、40代以降の男性諸氏、とりわけ「孤独のグルメ」派にはぴったりだと思いました。あ、そうか。店の名前も「五郎」だしね。
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