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tsuru 201612

 余目の「手打ちうどん鶴」を初訪問。
 肉うどん750円。
 格別驚くような第一印象ではありませんが、豚肉の脂分が多くてどうかなあと思ったところ。
 しかし、食べてみなければわからないものです。感動が多かったです。

 透明度のあるダシは、いくぶん塩味がはっきりした感じがするものの、昆布風味があって口当たりがいいもの。うまいなあ。この澄んだ液体に七味を振りかけることに罪悪感、背徳感すら感じてしまう。でもかけたのだけど。

 手打ちを謳ううどんは、色白で透明感を湛えており、手切りされて太さに微妙なばらつきがあり、部分的に平打ち気味の形状になっているところもあって、見ているだけでおいしそう。
 絶妙な弾性を持っており、噛み応え、喉越しともに申し分がありません。

 脂分が多い肉は5枚。きゅっと噛むとじゅーっと豚肉の旨みが染み出てくるのがある意味快感で、おしとやかなものが多いこのどんぶりワールドの構成物の中では異色を放っています。
 適度に煮込まれたネギも美味。

 うまかった。うどんとは、なんてステキな食べ物なのだろうと再認識。
 この一杯ですっかりうどんの魔力に弄落されてしまった感があり、今後しばらくはうどん攻めが繰り広げられることでしょう。

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