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kifune 201704

 山形市天神町、市立七中近くの「手打蕎麦きふね」を初訪問。以前から意識の中にはあったもののなかなか行けないでいた店で、最近店を新しくしたようです。
 休日の昼どきで、この季節は寒ざらし蕎麦も出るからなのか、店は大混雑。しばらく待ってからの着席となりました。
 配膳されるまでの間本を読みながら20分ほど待っていましたが、揚げ立ての天ぷらを供することに力を入れているのか、厨房内のつくり手のオペレーションがよくありません。フロア担当のお嫁さんの動きや表情はいいので、惜しいです。

 ゲソ天もりそばの大盛り、800+200円。
 大盛を注文して正解。やはり蕎麦は、このぐらいの量がないと満足感が得られません。
 細打ちの純手打ち。田舎そばのようながさがさした感じはなく、また更科そばのような馬鹿みたいな上品さもなく、日常食として食べる蕎麦ならばこんなのがいいなというようなつくりです。

 そばたれの香りが素晴らしく、鰹と昆布のいい感じがよく出ています。
 ゲソ天は秀逸レベル。ぷっくらした足が1本1本分かれているので食べやすいし、前述したとおり揚げ立てだし、足の本数もやたらと多いです。

 蕎麦湯も上等。白濁してややとろみすら湛えている濃いもので、猪口からたれを注ぎ足して薄味にし、これを余ったゲソ天2~3本とキュウリのたまり漬を食べながら飲めば、蕎麦を食べた充実感がより確かなものになろうというもの。

 蕎麦もおいしかったけれど、こうなるとここのラーメン類も試してみる必要があるようです。

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