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2017.09.15
☆丸七そば店の中華そば ~朝日町《閉店》

R287を大江町から朝日町宮宿へと進む街道沿いにある「丸七そば店」を初訪問。先にスパゲッティハンバーグを食べた「真里夢」の道路を挟んで向かいあたりにあります。
某グルメサイトでこ「ここの中華はバター味がする」という評価を複数人が報告していたので、興味が湧いたものですから。
中華そばの大盛り500+100円。安っ! 今どきラーメン500円というのは珍しく、激安の部類だと思います。少なくともこの10年ほどは値上げをしていないようです。
でっかいどんぶりに、おにぎりが1個ついてきたのにはやや焦ります。少し背伸びをして大盛りを注文したところにさらにプラスだったものですから。まあ、うれしい悲鳴?ですけれども。
中華そばは、大きい器にたっぷりのスープが注がれ、その中を中華麺がゆったりとたゆたう格好。こういうラーメンの出し方こそがホンモノ。俺の自慢はスープなのだ、いっぱい味わってくれという心意気。
それは麺にとってもウレシイはずで、大浴場に一人、身体を伸ばして寛ぐときの心境を、この麺たちは堪能しているのかもしれません。
そのスープがんまい! シンプルを絵に描いたつくりですが、淡白ではなく塩辛くもなく、当然ながらくどさもなく、実にいい塩梅です。
これならばこのたっぷりのスープは全部飲み干したいし、全部飲んでも体に悪影響はなさそう。ということで、麺よりもスープを啜るほうに力が入ります。
肝心のバター味ですが、そんなことは微塵も感じられませんでした。鶏ガラベースで、醤油のやさしい返しがかぐわしい。「シンプルイズベストを地でいく中華オーソドキシー」と表現していいのではないか。
麺については、入店時から大きな期待を持っていませんでしたが、これが意表を衝く形ですごくうまい。中太の範疇ですが、食べていてしっかりとした麺の力強さと、それと相反するするりとした喉越しをともに備えており、少し寝かせたのか、見た目にはうっすらとした透明感があります。
トッピングだってチャーシュー2、海苔、メンマ、蒲鉾、ネギに加えてゆで卵1/2まで付いて、その上おにぎり付きで普通盛り500円!
この地域のこの構えの店で、これほどに風格のある中華そばを食べられるとは思ってもいませんでした。ありがとう。スバラシイ限りです。
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