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maruume 201709

 農家レストランでもあるそうですが、昼時は河北町らしく肉そば処といったほうがピンと来る設えの店。昨年9月のオープンで、今回が初訪問となります。
 事前情報としては、肉そば、肉中華に加えて「肉帯麺」なるものがあることと、ここでしか食べられない「泡麩」というものがあること。なんだか面白そうです。

 肉帯麺セット(冷)750円。それに加えて泡麩を1個75円。
 泡麩は先に暖かい汁に入れられて登場。ソフトボールぐらいの大きさがある白地の円形をしていて、汁に浸して柔らかくなった頃に食べるもののよう。食感や味の第一印象は、明石の卵焼き(明石焼き)に似ています。よく味わえば麩なのですが、口溶け爽やかで、独特です。

 セットは、写真のとおり。メインのどんぶりのほか、秋茄子とししとうのぬた和え、イタリア野菜の辛子醤油和え、中国野菜のおひたし、天かすと柚子胡椒の小皿、きゅうり漬けと超豪華。赤とんぼの折り紙飾りが付いていますが、これは食べられません。(笑) これだけ付いて750円は安い!

 珍しい肉帯麺は、幅3cmほど。つるりとした食感で、これはうどんで、いわゆる「ひもかわ」といわれるものでしょう。
 こういう幅広の麺は最近では、「竹林坊」(山形市)の四川牛麺と、「めん処酒処ふる川暮六つ相生店」(群馬県桐生市)のカレー南蛮ひもかわで食べています。

 つゆには鶏脂が入り、肉そば仕様。今回は珍しいので帯麺を選択しましたが、こうなると帯麺よりもやはり蕎麦で食べたほうが、自分はしっくりきます。つるりとしたうどんに鶏脂はミスマッチのような気がするし、帯状だと豪快に啜れないというウィークポイントがありますから。

 食後に、開店1周年なのでと、冷製のポタージュスープが供されました。
 それにしてもユニーク。なかなか楽しく食べることができました。
 肉そば屋が何件も並ぶ谷地のメインストリートで戦っていくのは大変そうですが、ぜひ生き残ってほしい店です。

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