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3nanbo 201711

 ある日曜日、まだ夜の明けぬうちに起きて、仕事へ。朝も早よから昼過ぎまでずっと外で立ちっぱなしで、寒いし疲れたし、起きてから食べていないし、腹が減った。こんな日は自分にご褒美だな。
 ということで、現場からそう遠くない東根市の山形空港近くにある「とんかつ3男坊」でとんかつを食べることにしました。
 初訪問。噂では、かなり立派なとんかつを提供しているそうです。
 近頃テレビで「東京とんかつ会議」という番組を見ることがあり、それで見るとんかつは立派なものばかり。確かに値段はいいけれとも、自分だってちょいと奮発すれば出せない額ではありません。そんなゴージャスなとんかつを食べたいなあと思っていたところでもありました。

 ロースかつ定食1,500円。大衆食堂のとんかつ定食の価格ではありません。店のつくりや流れる音楽などもハイソな雰囲気が漂っており、値段相応のものが運ばれることを期待して待ちます。

 配膳されたものの見た目はワンランク上です。楊枝に刺したジャガイモのフライが添えられています。
 何と言ってもロース肉が厚くて立派。それがナナメ切りされているのでカット断面が際立って大きい。レモン汁と壺に入っているとんかつソースをかけて齧ってみると、縁の脂の部分がしっかりと付いており、そこがジュワリとして美味。もちろん赤身も筋は全くなく申し分ありません。揚げ具合もいいきつね色です。
 その横には刻みたての新鮮なキャベツが山になっています。卓上の和風テイストのドレッシングをさらりとかけて食べればしゃっきり。

 油ものに併せてシラスおろしが付いているあたりがうれしい。
 スライスしたタマネギをあしらった冷奴もあっさり感を演出しています。
 また漬物は、大根の浅漬と、これから旬を迎えようとしている青菜(せいさい)というのもいい。
 加えて、麩とワカメの味噌汁のデキが秀逸でした。

 ごはんは少なめ。このとんかつにこの量のごはんなら軽くもう一杯はいけますが、2、3日前に医師から炭水化物とアルコールは控えよと言われたばかりなので、おかわりは自重しました。えらいぞ、おれ。
 フィニッシュは口直しに梅干しを含み、食中に運ばれてきた熱いお茶を啜ります。

 というわけで、ここはかなりいいとんかつ屋。昼どき、高級店にもかかわらずテーブルは半分以上埋まっていました。客層がいいのか店内はいたって静か。太っていず身なりのいい男性の一人客なども何人かふらりとやってきて、上ロースかつ定食2,000円や三元豚ロースかつ定食2,700円を注文する光景が見受けられました。
 まあ、お安くできている自分は、1,500円のロースでも十分に満足できました。

 ところで類似の名前の店は県内に、米沢市内のラーメン店「三男坊」と「味噌屋三男坊」2店と、天童駅西口の「参男房」があり、いずれも制覇済み。
 そのわりにはなぜか「次男坊」とか「四男坊」というのは見かけないですね。

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