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saitou 20230111

 ごつい蕎麦を食べるならどこがよいかと思案した結果、五十鈴の「そば処さい藤」を1年1か月ぶりに再訪しました。

 鶏つけそば980円。
 茹でるのに10分程度かかるという極太の蕎麦がここのウリです。こういうつくりの蕎麦は知る限り、県内ではここと東根市の「伊勢そば屋」、山辺町の「浪花亭」ぐらいしかないと思われ、オリジナリティの極めて高いものになっています。
 ごつごつした食べ応えなので顎を使ってよく噛む必要があり、喉越しを楽しむものとはまったくベツモノと言っていいと思います。麺量は、普通盛りで茹で前250gと多め。1.5倍の大盛りをいくには少々勇気がいります。

 生卵、揚げ玉、自家製と思われるラー油の3品が添えられ、これらを用いて味変を加えながら食べるのが愉しい。蕎麦の上の鶏肉は肉そばに使う親鶏で、これまた歯応え抜群です。(笑)

 噛み噛みしている間は無口になり、今求められている「黙食」をするにふさわしい一品。つれあいから回ってきた2~3箸分の蕎麦も食べて満腹になりました。
 つれが注文したげそ天もりそばには肉そばのつゆもサービスで付けられ、お得感を演出。このユニークな極太蕎麦はもっと評価されて然るべきものだと思いますが、まだ大きなムーブメントを起こすには至っていない模様です。これからが楽しみです。

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