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 ある日の昼、食べてきました。
 4人掛けのテーブル4つの小さな店。そこから見えないところにも座敷か何かがあるようですが、見えないので不明。
 店主と思われるおじさんとアイコンタクトをとってここに座るよと合図して、テーブルで一人で食べていたおじさんと相席させてもらいます。

 お品書きには堂々と“米沢ラーメン”と書かれているのがスバラシイ。
 なので、喜び勇んで米沢ラーメン大盛り550+100円を。

 オネーサンが運んできたのは、うひゃぁ、これはたしかに大盛りだねぇ。(笑)
 米沢の細い麺がどんぶりにたーくさん。一瞬ヒルんだものの、黒胡椒をふりかけて食べれば極めて美味。麺がうまいんだよなぁ。
 なので、はじめのうちは、具に惑わされることなく何口かたて続けに麺を啜ってしまいました。
 うめぇうめぇ。フツーの店の2玉以上のボリュームはあったと思います。

 メンマは昔風のこりこりとした硬めの食感でグッド。
 それ以外はスープ、具材とも、言ってしまえば標準的。けれども、食べてみてのトータルインプレッションはとてもハイレベルだと思います。

 その昔、支那そばと言われていた時代のラーメンとはこういうものだったはずです。
 あとで胸焼けが来るようなコテコテ凝り過ぎスープの新進ラーメン屋を営む店主は、どうしたら店が長続きするかを学ぶため、こういう老舗のホスピタリティを見習うべきだと思います。

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