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daimyo 201012

 最近よく行く「大明食堂」。
 ココの中華そばは真面目にダシをとっていないのではないか、と個人的に思い至ったので、ならばそばはどうなのだろうかと考えたワケです。

 で、もり+牛丼セット680円。
 もりそばは、これも手打ちではないと思いますが、太みのある田舎そば風で悪くありません。
 それを小さなそばちょこで啜るというのも、また悪くありません。
 薬味のネギには赤い部分もあって、もしかしたら赤ネギなのかもしれません。
 全体として、中華よりも評価できるのではないか。
 ちなみに、徳利に入っているのは、追加用のそばつゆではなく、そば湯です。

 でもまぁ、なんつったってココのウリは牛丼です。
 具とご飯の量が拮抗していると思わせるほどに具だくさんなのです。
 もりそばの定価は550円。それに130円プラスするだけで、この立派な牛丼が付くということに、現下のニッポンにおける価格破壊の現状を痛感できるはず。

 その牛丼ですが、もしかしたら人によって好き嫌いがあるかもしれません。
 というのは、すんげぇ“つゆだく”なのです。
 自分の感覚としては、小さい頃、母親が作ってくれた家庭の牛丼というのはこうだったので、むしろかなり好感を持ちます。
 母のつくる牛丼は、まず味が濃くないのでやさしく、また、少ない経費で最大の満足感を得ようとしてか、タマネギが多めで、加えて糸こんにゃくが入るものなのでした。そしてそのおいしい煮汁がたっぷりだったのをよく覚えています。

 そんな牛丼でよければ、この店に支払う680円はまったく惜しくもなんともないものとなることでしょう。

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